年々共働きの世帯が増えていますが、家事の分担はどうしているのでしょうか?
共働きの場合、2人とも仕事に行くので、家事を分担している家庭も多いかと思います。
その家事分担で不満はありませんか?
特に日本では女の人が家事をするという固定観念がありますので、どちらかというと奥さんの方が負担が大きかったりする場合が多いと思います。
そのような場合はどんどん奥さんの不満が溜まっていってしまいますので、分担の割合を再考する必要があります。
料理や掃除などどのように分担したらいいか、実際に僕の状況などと一緒に紹介していきます。
今回は「共働きでの家事分担の不満はある?割合や料理はどうしたほうがいい?」と題してお届けします。
目次
共働きでの家事分担の不満はある?
共働きの家事分担の不満ですが、女の人の方が圧倒的に多いような気がしますが、実際のところどうなのでしょうか?
調べたところ毎年大和ハウス工業が共働き夫婦の「家事」に関する意識調査というものを2017年に行っていました。
その結果を見てみると、やはり妻の方が家事の負担は多いようです。
80%以上の人が妻の家事負担が7割以上やっているという回答でした。
そこでそれぞれの不満を見ていきたいと思います。
夫の家事分担の言い分
ここでなぜ夫の方が家事の負担が少ないのか考えてみましょう。
まず日本では、夫が仕事をして、妻は家事をするという認識の人が多いような気がします。
また、夫の方が収入が多いや、帰りが遅いなどの理由から、自然と妻が家事をしているという家庭もあるようですね。
確かに帰るのが早い方が、必然的にごはんの用意をしたりしないとです。
僕は家で仕事をしていて、妻が会社員で帰りが20時頃だったので、家にいる僕がご飯を作ったりほとんどの家事をこなしていました。
それを考えるとある程度仕方のないことだとは思いますが、負担が大きいと不公平感を感じます。
そのため、少しでも時間を見つけて家事を手伝ったりして欲しいものだと思います。
妻の家事分担の不満
ということで妻の方が家事の分担に関しては不満が多いように思います。
そして先ほど出しました調査で気になるところは、夫が家事分担が3:7という認識に対して、妻は1:9という認識だという点です。
夫からしてみたら、少なからず家事を手伝っているつもりのようですが、妻からしたら、全然家事をやっている内に入っておらず、ほとんどが自分でやっているとの認識だったようです。
夫はちょっと手伝ったくらいで、結構やった気になっているということでしょうか?
それとも妻が多くやっているため自分の方がもっとやっているという認識なのでしょうか?
両方あるかと思いますが、おそらく前者の方が大半でしょう。
ここまで夫と妻との間で乖離がある原因は「名もなき家事」の存在のようです。
この「名もなき家事」とはちょっとした雑務などです。
この名もなき家事の大半を妻がやっているようです。
この仕事を家事と認識していない夫はやりませんし、妻がやってくれていることに気が付きません。
そして妻は人知れずこの大量の名もなき家事をやっているので、家事分担をしていたとしても夫は知らないですし、自分はやっているという認識になるのです。
このようなことで不公平になってしまうので、一度どのような家事があるのか、細かいものも含めて全部出して、どちらが何をするのか決めていった方がいいかもしれませんね。
共働きでの家事分担の割合や料理はどうしたほうがいい?
それではどう二人で家事を分担していけばいいのでしょうか?
まずは上で言ったように、家事の内容を全て出してみて、どっちがやるかを決めていくのがいいかと思います。
そしてどちらも納得した上で、決めましょう。
どちらが納得できていなくて、我慢した状態だと結局不満がどんどん溜まっていくだけです。
そうなると生活していく内にぎくしゃくしてしまったり、良好な関係を築くことができません。
本来なら結婚したタイミングで話し合った方がいいかと思いますが、共働きで家事の分担が曖昧となっていて、どちらか一方に負担がかかってしまっているのなら、時間を設けて話し合った方がいいですよ。
そしてその場で不満があることは相手に伝えてしまって、改善できるように心がけましょう。
家事分担の割合は?
それでは全体の家事分担の割合はどのくらいがいいのでしょうか?
あなたの理想の家事割合を考えてみましょう。
そこにはもちろん仕事などにも考慮して、早く帰ってこられる方を少し割合を多くしたりしなければいけません。
理想は半々だとは思いますが、それぞれ仕事も異なるでしょうし、なかなかそれは難しいかと思います。
負担が多い方の許容できる範囲で分担していきましょう。
こちらも話し合って納得したうえでないと不満が溜まっていく一方になるので、注意です。
料理はどちらがする?
家事の中で一番負担なものと言ったらやはり料理ではないでしょうか?
どちらかというと女性の方が得意なイメージですがどうでしょうか?
僕の場合は一人暮らしも長く、僕の方が料理は得意な方でした。
ですので、最初は僕がメインで作って妻には手伝ってもらう感じでした。
その代わり洗濯物を畳んだり、掃除が苦手なので、その辺りは妻にやってもらっていました。
ですので、それぞれの仕事の関係で家事に割くことができる時間と、得意不得意を考えて、平等になるように分担していくのがいいかと思います。
不得意であっても僕は妻と一緒に料理をすることで、今では同じくらいなレベルまで料理の腕は上がってきました。
不得意だからとやらないのではなく、一緒にやることで段々と一緒にできたり、代わりにやってもらうということができます。
一緒にやればその分短時間で終わらせることができますので、おすすめです。
また自分のやり方でないと気に食わないといった部分もあるかと思いますが、同じように一緒にやってこうやるんだよと教育していく事で、自分のやり方に合わせてもらうようにすることもできます。
もちろん自分でできるのならそれでもいいのですが、分担してやった方が、何かとうまくいくものです。
これは仕事でも一緒で、全部自分でやるより、適材適所仕事を分担してやっていった方が効率よくいい仕事をすることができます。
ですのでお互いにやってもらうということを頭に入れて家事を分担してやっていきましょう。
その方がより良い関係を築くことができるかと思います。
まとめ
共働き 家事分担 不満 割合 料理 家事分担なし
いかがでしたでしょうか?
今回は共働きの家庭の家事分担について紹介してきました。
家事分担はなかなか半々の割合でやることも難しいですので、どちらかの不満が溜まりやすいです。
そうなる前に二人で相談して、お互いが納得いく分担をしましょう。
僕がほとんど家事をやっていたことから、女性よりの意見になってしまったかもしれません。
ですが、結局は同じで2人で協力しあってやっていけば、楽になっていきますし不満も減っていくかと思います。
夫婦間の関係はずっと一緒にいるわけですので、ちょっとしたことでも不満となってどんどん積み重なっていってしまいます。
そうなる前に相談して、お互いの意見を言い合って、今回の家事についてでしたら、最適な割合を見つけていきましょう。
以上、「共働きでの家事分担の不満はある?割合や料理はどうしたほうがいい?」と題してお届けしました。