何事に対してもインプットとアウトプットというのは大事になってきます。
仕事では特に重要で、このインプットとアウトプットを繰り返ししていく事で、成果が全然違ってきます。
そして似ている単語でアウトカムという言葉もありますので、まずはこの3つの意味を説明していきます。
そして効果的なインプットとアウトプットの比率や勉強の仕方を紹介していきます。
勉強となると学生がするものというイメージかもしれませんが、むしろ社会人になってからの方が大事で、僕も勉強は今の方がしていると思います。
このインプットとアウトプットを意識するだけで、これからの人生が変わってきますので、参考にしてくださいね。
今回は「インプットとアウトプットの比率はどのくらいがベスト?アウトカムの意味や勉強の仕方を紹介!」と題してお届けします。
目次
インプットとアウトプットとアウトカムの意味とは?
インプット、アウトプット、アウトカムの意味は分かりますか?
インプットとアウトプットはわかるかもしれませんが、アウトカムは聞きなれないかもしれないですね。
復習がてら今回はビジネスでのそれぞれどんな意味か紹介していきます。
インプットの意味とは?
インプット(input)は意味としては入力ということですね。
ビジネスでのインプットはどういう意味でしょうか?
インプットはビジネスでは自分に入力するという意味で使われることが多いです。
学生の頃の勉強と一緒で、新しく学んだことを自分に取り入れる、技術を身に付ける、経験から成長するなどです。
知識、経験を吸収することをインプットと言います。
アウトプットの意味とは?
ではアウトプットとはビジネスではどういう意味でしょうか?
アウトプット(output)はインプットの反対で出力という意味ですね。
インプットが自分に取り入れることで、アウトプットはその取り入れたものを発揮するということです。
知識、経験を仕事に生かすことを言います。
アウトカムの意味とは?
アウトプットと似ている単語でアウトカムという単語があります。
アウトカムとはどういう意味でしょうか?
アウトカム(Outcomes)の意味は結果という意味です。
ビジネスではアウトプットを元にして獲得した成果や効果の事です。
アウトカムが一番大事?
インプットして、アウトプットしたとしてもアウトカムがなければ何の意味もありません。
仕事で大事なのは結果を出すことです。
子供なら頑張ったねと褒めてもらえますが、社会人になったら頑張ったから何?となって結果を出せと怒られるものですよね。
ということで、インプット、アウトプットからアウトカムにつなぐことが大切となってきます。
インプット、アウトプットももちろん大事ですが、それができるようになったら、アウトカムまでつながるように心がけましょう。
インプットとアウトプットの比率はどのくらいがベストで勉強の仕方を紹介!
ここまででインプット、アウトプットについて紹介してきました。
インプットばかりしていても、実践しなかったら何の意味もありませんし、アウトプットばかりしようとしても、インプットが足らなかったらそもそもアウトプットできるものがありません。
ということで、インプットとアウトプットのベストな比率を紹介していきます。
インプットとアウトプットの比率はどのくらいがいい?
それではインプットとアウトプットの割合はどのくらいがいいのでしょうか?
心理学者アーサー・ゲイツ博士がこのインプットとアウトプットについての実験をしています。
子供にインプットとアウトプットの時間の割合を決めたグループに分けて、暗唱をしてもらいました。
その結果インプットに30%の時間を使ったグループの成績が良かったです。
このことから、インプットとアウトプットの比率は3:7の比率が一番効率的であるということが分かったそうです。
この実験は陣ブルのプロフィールを覚えるというインプットですので、どのような状況でも当てはまるかはわかりません。
ですが、僕の経験からもアウトプットを多くした方が、記憶の定着にはよさそうです。
インプットを3したら、アウトプットを7した方がいいということですね。
インプットよりアウトプットが多い方が効率がいいということですが、普通の場合インプットが多くなってしまう場合が多いです。
ですので自分が思っている以上に、アウトプットの機会を増やして、バランスを保てるようにする必要があります。
インプットよりアウトプットの割合を多くした方がいい理由は?
インプットしないことにはアウトプットできないと思うかもしれません。
ですが、インプットしていても定着することは少ないです。
例えば野球で打ち方のフォームを必死に本などで覚えようとしたところで、実際に打ってみても理想のフォームで打つことはできません。
実際にフォームを試してみて実際のフォームと理想のフォームの差を埋めていく必要があります。
また数学の勉強でも公式や解き方を覚えたとしても、実際に計算したりして使えるようにならなければいけません。
そのために問題集などで色々な問題を解いて使い方を覚えていったと思います。
この2つも覚えることより、実際に使ってみることが大事だとことがわかります。
同じようにこの考え方は何にでも当てはまり、アウトプットが大事だということを覚えておいて下さい。
インプットとアウトプットを意識した勉強の仕方
日本の教育はインプットメインの教育の仕方で「詰め込み教育」なんて言われたりしていますよね。
これは大学受験の試験などでのために勉強しているという要素が強く、暗記すればいいという方針になってしまっているためです。
そのため英語を小学校から勉強しているにも関わらず、ほとんどの日本人が英語を話せません。
これも英単語や文法、長文読解、リスニングなどが入試に出てくるため、スピーキングというアウトプットがないためです。
英語での会話がほとんど授業等でされていないため、読むことはできても話すことができないといったことになってしまっています。
これもインプットばかりの教育のため、アウトプットの機会がなく定着しないためだと思います。
このような勉強では受験には受かるかもしれませんが、記憶力がいいだけの学生が出てくるだけです。
その結果指示待ち人間が増えてきたりしているのです。
社会人になってから、このような勉強法では実際に何の役にも立ちません。
そうならないためにも、アウトプットを意識的に取り入れながら勉強する必要があります。
アウトプットは実際に使ってみたり、人に教えたり、意見を交換するなどです。
勉強も教えると教えた人の方が上達するなどと言いますよね?
それはインプットした情報をアウトプットしているからです。
このようにインプットとアウトプットの比率を3:7になるように心がけて勉強してみてください。
ブログでもアウトプットが大事
僕がやっているブログでも、インプットよりアウトプットが大事です。
ブログの書き方を一生懸命勉強したとしても、実際にブログを書くことの方が大事です。
多くの人が記事を書けばいいのかと手が止まってしまうことがありますが、とりあえず手を動かしてどんどん記事を書いていった方が、記事の質は上がってきます。
これも記事を実際に書くというアウトプットの方が、ブログを作っていく上で重要ということです。
新しい知識を入れたらとりあえずやってみるということを意識した方がいいかもしれませんね。
インプットとアウトプットまとめ
インプット アウトプット 比率 意味 アウトカム 勉強
今回はインプットとアウトプットについて紹介してきました。
この2つの意味についてと、アウトカムが重要ということを紹介してきました。
いくらインプットしたとしても、アウトプットした結果成果が出なかったら意味がないので、どう成果を出すかにも意識をしてインプットしていく必要があります。
またインプットのアウトプットの比率を意識した勉強をするということも大事です。
日本人は特にインプット重視の勉強をしているので、やってしまいがちですが、インプットとアウトプットが3:7の比率が効率よく勉強できると結果が出ています。
ですので、この割合に近づくように勉強していく事が大事です。
以上、「インプットとアウトプットの比率はどのくらいがベスト?アウトカムの意味や勉強の仕方を紹介!」と題してお届けしました。