副業や起業をしているとセミリタイアに憧れ夢を見るものではないでしょうか?
もちろん会社員でも可能ですが、大企業でそこそこの給料をもらってないとなかなか難しいのが現状です。
今回は誰もが一度は憧れるセミリタイアをするには貯金がいくら必要で、どのような条件が合えばセミリタイアしても大丈夫なのか大まかに30代、40代、50代と年代別に紹介していきます。
ですが、貯金額だけで判断できるものでもなかったり色々な要素がありますので、そのあたりも説明します。
セミリタイアをしたいと考えている方は、目標としてあとどのくらいでセミリタイアできるのかなど考えながら見てもらえればと思います。
今回は「セミリタイアできる貯金額は?30代40代50代それぞれいくら必要?」と題してお届けします。
セミリタイアするには?
誰しもセミリタイアしたいという思いを持ったことがあるかと思いますが、どうしたらセミリタイアすることができるのでしょうか?
セミリタイアについて紹介していきます。
セミリタイアとは?
まずセミリタイアとは何なのでしょうか?
聞いたことはあるかと思いますが、同じような言葉もありますので、それらの違いも含めて紹介します。
まずセミリタイアとは、「セミ」が半分、準といった意味で、リタイアは退職といった意味ですので、半分退職している状態ということです。
半分なので、完全に仕事を辞めるということではなく、何かしらの収入を得ながら、あまり働かずに暮らすという意味ですね。
セミリタイアでの収入とは、株や不動産などの投資からの不労所得の場合が多いですが、事業をやっていて、ほとんど任せた状態なども言えますね。
ということで、ほとんど働かなくても収入がある程度入ってきて、生活することができるという生活スタイルということです。
働かなくてよくて、自分の好きなことができるので、理想的な生活なのではないでしょうか?
ですが、なかなかセミリタイアすることは難しいものです。
セミリタイアするには?
そこでどうなったらセミリタイアできるのか考えていきましょう。
やはり収入があって、生活できるくらいのレベルまでいこうとすると、支出と収入、貯蓄のバランスが重要となってきます。
これらが一定のバランスを保っていないとセミリタイアしたとしても、破産して生活できなくなってしまいます。
そこでセミリタイアするには貯蓄、収入、支出をある程度把握していく必要があります。
まず貯蓄ですが、セミリタイアしてから今の貯蓄を切り崩しつつの生活になるかと思います。
必要な金額はセミリタイアから何年生きるかにもよりますが、今のところは収入があるかもしれませんが、今後どうなるかもわかりません。
何かしら起こって収入が激減するかもしれません。
年金を当てにしていても、数十年後にどれだけもらえるかは変わっているかと思います。
また事業だったり、投資だったりにしても、赤字になる可能性も少なからずあります。
そのためにももしもの時に耐えれるだけの貯蓄が必要になってきますね。
次に収入ですが、セミリタイアした方の多くは投資からの収入となっているかと思います。
投資でも、セミリタイアするとなると、リスクの少ないものがいいです。
もしものことがあっても、働いていないので、すぐには対応できないからです。
なるべくリスクを抑えて、続けていく必要がありますね。
また事業などで、現役を退いてあとは任せて、事業が回る仕組みを作って必要最低限の事だけやるというのもいいですね。
どちらにしても毎月安定した収入があると、貯蓄の切り崩す金額がその分少なくなります。
その分生活も余裕が出てきますので、セミリタイアする場合はある程度の収入を安定して得られるようにしておきましょう。
そして見落としがちなのが支出です。
セミリタイアできる条件として、いくら貯金があればいいかと考えたかもしれませんが、貯金があってもそれ以上使ってしまったら、破産です。
セミリタイアから死ぬまで収入を入れた貯蓄を支出が超えないようにする必要があります。
ここで節約を頑張るという選択肢もありますが、せっかくセミリタイアするなら少し余裕をもって楽しめるくらいの貯蓄をしておいた方がいいですね。
このようにこの貯蓄、収入、支出のバランスを考えて余裕をもってセミリタイアする必要があります。
セミリタイアの失敗
もしセミリタイアしたとしても貯金がなくなり、生活できないといったことになってしまっては大変です。
それが年を取ってからだったらなおさらで、再就職するにも、仕事をし始めるのにもなかなか難しいものです。
貯蓄がなくなってしまったら、後は年金や仕送りで暮らしていかなければいけません。
それも難しくなったら最悪生活保護となってしまいます。
そのようになってしまったら、セミリタイアしないで働いていた時より悲惨な生活が待っています。
そうならないためにもセミリタイアをするときは、万全の準備をしてからにしましょう。
セミリタイアできる貯金額は30代40代50代それぞれいくら必要?
セミリタイアするのにいくらくらいあれば大丈夫なのかという疑問を持たれるかと思います。
ですがこれはどのような生活を送るかによって変わってきてしまいます。
一生独身で必要最低限の生活で細々と暮らしていくのと、結婚して子供も3人いて贅沢に暮らすのとでは上でも説明しました支出が全然変わってきます。
ということでいくらあったら大丈夫といったことは言えないです。
逆にあなたがどのような生活を希望するかによってセミリタイアできる貯蓄額も変わってくるのではないでしょうか?
また毎月どのくらい収入が入ってくるかによっても、変わってきます。
毎月収入が入ってこれば、その分増えていきますので、最初の貯蓄額は少なくて済みます。
また賃貸か持ち家でも毎月家賃を払うか、固定資産税を払うのかでも変わってきますね。
50代くらいまでは結婚していて子供もいるなら、子育て費用も年々上がっていくので当然生活費も上がっていきます。
大学まで行く場合は公立と私立でも結構な差が出てきます。
このように条件が変わってしまうと、必要な貯蓄額は簡単に変わってしまいます。
そのためそれぞれで死ぬまでに必要なお金を逆算していく必要があります。
もしセミリタイアしたいのなら、自分の生きるであろう歳まで、セミリタイア後の理想の生活を思い浮かべてどのくらい必要か必要か計算していきましょう。
そしてその必要な支出に比べて貯金がどれだけ足らないかがわかるかと思います。
そしてその足らない分を収入で補うわけですが、どれだけ月に稼げばいいかも計算できますね。
この収入が大きとその分貯金も増えますので、後々楽になってきます。
そのため継続的に収入が見込めるものがあれば、その分貯金も増えていきます。
ですので、そのような不労所得できる仕組みを作ってしまえば、50代の場合より、30代の場合の方がセミリタイアを開始する際の必要な貯蓄額も少なくなるというわけです。
そのためには安定的な収入を得られるように、投資や事業などを進めていく必要がありますね。
まとめ
今回はセミリタイアに必要な貯蓄額について紹介してきました。
貯蓄額については人それぞれどのようなセミリタイア後の生活を望むかによって、支出が変わってくるため、いくらというはっきりとした答えは出せません。
しかしある程度どのような生活がしたいかわかっていたら、逆算して必要な金額がわかって、今の貯蓄額とこれから得られる収入から計算することができます。
セミリタイア後に貯蓄がなくなってしまうといった事態になっては、その後大変な生活を余儀なくされてしまうので、もしセミリタイアをお考えの場合は綿密に計画した上でセミリタイアしましょう。
以上、「セミリタイアできる貯金額は?30代40代50代それぞれいくら必要?」と題してお届けしました。